鹿さんに鹿せんべいをあげて分かったこと

分かったこと

奈良の鹿さんに鹿せんべいをあげている様子が、youtubeやSNSで投稿されているのを見かけました。非常に楽しそうだったので、1泊2日で出かけました。

想像以上に楽しい経験ができたので、再訪問は確定しています。
自身の忘備録を兼ねて、鹿さんに鹿せんべいをあげて分かったことを綴ります。

初めて鹿さんに鹿せんべいをあげようとしている方の参考にして頂ければ嬉しいです。
もっと楽しめる方法などございましたら、コメントもしくはメールをお願いします!

奈良駅周辺の駐車場について

私が宿泊したホテルには駐車場がなかったので、事前に「駐車場」「コインパーキング」で検索しても表示されない料金が安そうな駐車場を、goggle mapのストリートビューで探しておきました。
午前10時ぐらい目的地の駐車場に到着しましたが既に満車でした。

小豆小僧
小豆小僧

人気の観光地では、安い駐車場から満車になっていきます。

有名な観光地なので「1000円」「1300円」が一般的な価格のなか、「900円」と表示されている駐車場を見つけて得した気分になり駐車しました。

観光地では「24時間」ではなく「24時まで」で金額を設定している駐車場が多いようです。
「24時まで」では、日付が変わると金額がリセットされて加算されます。
「24時まで」表示の駐車場では、一泊すると駐車料金は2倍になります。
私は支払うまで気づきませんでした。

タイムズなどのホームページを見ていると「24時まで」と「24時間」の駐車場が混在しています。
日帰りでは問題ないですが、1泊以上の際には気をつけましょう。

鹿せんべいとは?

屋台で売っている鹿せんべい

鹿せんべいとは、奈良の鹿さんに人があげることができる唯一の食べ物です。
1セット10枚で200円で、証紙で十字に束ねられています。
証紙は100%パルプで、大豆インクで印刷されて、食べられるノリでのり付けされているので食べても安心だそうです。
「鹿せんべい」の名称は登録商標で、証紙からの収入は鹿さんの保護活動に充てられています。

鹿せんべいを売っている場所

私が歩き回った範囲は近鉄奈良駅の周辺と興福寺から東大寺までです。
歩いた範囲で見つけたのは、
「登大路園地の角」と「東大寺南大門の南側」で、どちらも屋台でした。
どちらも観光客でにぎわっているので見逃すことはないでしょう。

登大路園地で鹿せんべいを販売している屋台の場所
東大寺南大門の南側で鹿せんべいを販売している屋台の場所
赤丸の場所に屋台が出ていました

東大寺南大門の屋台に近いお土産屋さんで「鹿せんべい」ののぼりを見かけました。
帰宅後に調べると、一部のお土産さんで販売していたり、自動販売機もあるそうです。

鹿さんのいる場所

近鉄奈良駅から奈良公園に向いて歩いていくと、
最初に鹿さんを見かけるのは興福寺の北側あたりになります。
興福寺を過ぎて登大路園地に到着すると、多くの鹿さんに囲まれます。
登大路園地には、上記の鹿せんべいの屋台が出ていました。

登大路園地の屋台周辺が鹿さんの密度が高く、屋台から離れると鹿の密度は低くなります。
なら仏像館や奈良国立博物館の芝生にも、鹿さんは群れで点在しています。

次に鹿さんの密度が高くなる場所は、東大寺南大門の南側の参道です。
こちらにも鹿せんべいの屋台が出ています。
参道東側の浮雲園地でも、多くの鹿さんがたむろしています。
私が訪問した日は雨でしたので、木陰や東屋で雨宿りしている鹿さんも多くいました。

木陰で雨宿りしている鹿さんの集団ん
1頭で雨宿りしている鹿さん

東大寺南大門から東大寺までの参道は、観光客が増え鹿さんは少なくなります。
東大寺中門から二月堂への参道にも、鹿さんがたむろしています。

このまま若草山や春日大社を巡るのが定番の観光コースですが、東大寺から引き返したので鹿さんスポットは分かりません。
次回は若草山や春日大社を巡ります。

一泊して翌朝6時の登大路園地では、観光客の姿がほとんどなく、鹿さんがのんびりとたむろしていました。

早朝の登大路園地で寛いでいる鹿さんたち
早朝の登大路園地で寛いでいる鹿さんたち
小豆小僧
小豆小僧

早朝の登大路園地はおススメです。

鹿せんべいをあげて分かったこと

繰り返しますが、鹿さんには鹿せんべいしかあげることができません。
鹿さんは鹿せんべいの屋台周辺に待ち構えて、購入した人の手元を見ています。

私は上記の2か所の屋台で鹿せんべいを購入して、屋台周辺で鹿さんと触れ合うことができました。
登大路園地では、2セット購入しました。
鹿さんに四方を囲まれて、頭でつつかれたり、ズボンをかまれたりして、催促されるプレッシャーは想像以上です。
楽しいのですが、余裕なく一枚ずつ鹿さんにあげたので、あっという間になくなりました。
鹿せんべいがなくなると、鹿さんは潮を引いたように離れていきます。
「半分に割れば、もっと楽しめたな」と鹿さんから解放されて思いました。

鹿さんは屋台周辺だけでなく、奈良公園内のいたるところにいます。
鹿さんのために存在する場所です。

印象的だった鹿さんは、東大寺南大門から東大寺までの参道に1頭だけでいました。
この鹿さんは、東大寺に向けて歩く観光客に、ひたすらお辞儀を繰り返していました。
観光客は手前の南大門までで、鹿せんべいを全てあげているので、手元に残っていません。
私も同様に鹿せんべいの手持ちがなく、鹿さんの期待に沿えなくて申し訳ない気持ちになりました。

小豆小僧
小豆小僧

常に鹿せんべいを用意しておきましょう

理想的な鹿せんべいをあげ方を考える

鹿せんべいを食べる鹿さん

鹿さんは手に鹿せんべいを持っている人の周りに集まってきます。
文字通り四方八方を鹿さんに囲まれて、鹿せんべいが手元からなくなるまで離れません。
そして、手元から鹿せんべいがなくなると潮が引いたように離れていきます。

上記のことを教訓にして、理想的な鹿せんべいをあげ方を考えてみました。

①鹿せんべいを数セット購入する(5~10セットで金額は\1,000~\2,000)
②1セット以外はカバンなど入れて、鹿さんから見えなくする。
③1セットは屋台周辺の鹿さんにあげる。
④鹿さんのいない場所で、残りの鹿せんべいの証紙を外してビニール袋などに入れて、カバンに収める。
⑤常備しておけば色々な場所にいる鹿さんに鹿せんべいをあげることができます。

小豆小僧
小豆小僧

鹿せんべいを半分に割ってあげると、鹿さんに囲まれる時間を倍増できます。
半分以上に割ると小さくなるので、鹿さんに手を嚙まれます。

鹿さんにお辞儀をさせるために、鹿せんべいをあげるのをじらしている様子を見かけました。
あげると見せかけるだけ、お菓子の袋を鹿さんの前にちらつかせる等、
見ていて不快になる様子、鹿さんが可哀そうに思う様子を多く見かけました。

鹿さんに不快なことをしているのは、アジア系の観光客が多く、ときおり日本人もいてました。

小豆小僧
小豆小僧

鹿さんには愛情をもって接しましょう。

最後に

奈良の鹿さんは、神の使いであり、天然記念物として大切にされています。
他の地域の鹿さんと異なり、人間を恐れずに近づいてくれます。
そのために、奈良で鹿さんに会うとテンションが上がります。

小豆小僧
小豆小僧

いつまでも鹿さんと仲良く過ごせるよう、マナーを守って散策しましょう。
ぜひ鹿さんに会いに行ってください。

奈良で楽しめる場所・方法などございましたら、メールもしくコメントで教えてください!

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