家族葬のらくおう(セレモニーハウス)は高すぎるのか調べてみました

家族葬のらくおうは高すぎるのか調べてみました お葬式

関西では家族葬のらくおう(セレモニーハウス)は式場数が多く、テレビCMでも見たことがある認知度の高い葬儀社ではないでしょうか?

らくおうで検索した後に続く単語「口コミ」「高すぎる」「cm」「最悪」と表示される
【らくおう】で検索した後に続く単語

Googleで「らくおう」と検索すると左記の単語が表示されます。

最初に表示される単語は「口コミ」ですが、
「高すぎる」「最悪」が気になります。

今回の記事で参考にした口コミは
Google Map
みん評
Cheeese(チーズ)です。

口コミなどから家族葬のらくおう(セレモニーハウス)は高すぎるのか調べてみました。
葬儀費用を抑えたい方に参考にしてもらいたい記事です。
金銭に余裕のある方はページを閉じてください。

葬儀関係の口コミでは
【葬儀の口コミ】
【いい葬儀】
【安心葬儀】
色々ありますが、いずれも葬儀社を紹介して手数料を収益源にする仲介業者です。
依頼者を提携先の葬儀社に紹介することが仲介業者の目的です。
そのために、仲介業者では評価の高い口コミが多く、評価の低い口コミは少なくなります。

実際に利用する際には、低評価の口コミが高評価の口コミより判断材料になります。
低評価の口コミは欠点を指摘しています。
「高すぎる」「最悪」などのネガティブなポイントを事前に把握していれば、
「こんなはずではなかった・・・」と後悔する確率は下がります。
何らかの対策を打つことができるかもしれません。

口コミは利用者の主観なので、偏りがあり間違っているかもしれません。
しかし、件数が多ければ正確な評価に近づきます。
上記の口コミサイトでは、多くの似たようなコメントを確認できました。
そして、多くのコメントを引用させてもらいました。

家族葬のらくおう(セレモニーハウス)は関西で式場数が多いので、
他社よりも利用する確率が上がります。
家族葬のらくおう(セレモニーハウス)の口コミを読んで特徴を調べることで、
実際に利用する方のお役に立てれば幸いです。

家族葬のらくおう(セレモニーハウス)とは

【家族葬のらくおう】と【セレモニーハウス】はライフアンドデザイン・グループ西日本株式会社が所有する葬儀会館の名称です。
京都・滋賀では【家族葬のらくおう】
京都・滋賀以外のエリアでは【セレモニーハウス】
エリアにより会館の名称を使い分けて展開しています。

関西では顔が大きくなる女性のテレビCMとして認知度の高い葬儀社です。

らくおうのテレビCMの画像
らくおうのテレビCM
らくおうのテレビCMの画像
らくおうのテレビCM・女優は、森川侑美(もりかわ ゆみ)

関西を中心に159の葬儀会館があり、テレビCMだけでなく、ネット広告、看板広告にも力を入れています。

家族葬のらくおうのネット広告
スマホなどで【家族葬】などで検索すると最初に表示されます。
家族葬のらくおうの広告看板
阪急電鉄・茨木駅市駅に設置されている広告看板

大阪・兵庫・京都・滋賀などのエリアでは、スマホやパソコンで【家族葬】【火葬】など
葬儀関係の用語で検索するとスポンサーとして最初に表示されます

小豆小僧
小豆小僧

低価格を強調している広告なので、ご遺族が安価だと期待して依頼するのは当然です。

らくおう(セレモニーハウス)の「高すぎる」に関連する口コミ

高額請求で苦情を書き込まれる葬儀社は他にもありますが、
らくおう(セレモニーハウス)の「高すぎる」に関連する口コミ件数は他社よりも多く感じます。
以下に挙げる口コミはほんの一部です。

(略)
九年前、母親の時は病院で亡くなり、その紹介で20人位でお通夜もあり100万弱でした。
去年父親が急死し、警察から運んでもらい、その後営業マンが打ち合わせに来て、一日葬10人以内で火葬費用、お布施戒名費用、食事代も自費で250万円でした。まだ上げようとしていましたがなんとか収まりました。
(以下省略)

みん評

皆さんと同様に過大広告で、家族葬6人で参列者もほぼ無い状態の式、ネット広告では数十万の分にはオプションでこれが必要、あれが必要と結局セット価格を超えセットの方が安いとセットで250万オーバー。
父親の時は一般葬で130万位。参列者の方も100人オーバー
あの広告はちょっと酷すぎ。(以下省略)

みん評

家族葬でお通夜12名、本葬5名。会葬礼状、会葬礼品なし。
20名も入ればギュウギュウな広さの式場。
僧侶各費用、戒名、お通夜の食事・飲み物、骨壺、骨壺風呂敷別で250万かかりました。
(以下省略)

cheeese

上記のような高額請求に関する口コミを多く目にすることができます。
みん評では2022年から現在まで一定のペースで増えていることを確認できます。

葬儀にかかる総額費用の平均額は約110万円なので、口コミの「高すぎる」評価は適正です。

小豆小僧
小豆小僧

看板や広告に表示される安い費用を期待して依頼した方が
「高すぎる」と思うのは仕方ありません。

低価格の表示を信用して依頼したにも関わらず、高額請求されるので「最悪」と捉えるのは仕方ないのではないでしょうか?

高額請求になる理由

業界のサイト、口コミなどから高額請求になる理由を探しました。

営業担当者

下記は求人サイトにある、らくおう(セレモニーハウス)を運営する
ライフアンドデザイン・グループ西日本(株)の営業の求人内容です。

ライフアンドデザイングループ西日本(株)のネットに掲載された求人広告
営業で年収1000万円以上と記載

多くの営業スタッフが、
初年度から驚くほどの高収入を達成。
経験ゼロからスタートしても、
実力次第で経営幹部クラスの年収
(1000万円~2000万円)も
当社では珍しくありません。

求人サイトに掲載しているライフアンドデザイン・グループ西日本株式会社のページから抜粋

上記の通り営業担当者は高収入を目的としています。
高い売り上げを確保しなければ、自身が望む高収入を手にすることはできません。
「高すぎる」と葬儀費用の苦情が多い理由は、ご遺族の希望を無視して
営業担当者が自身の収入を上げる提案をするからでしょう。

他にも以下の特徴があります。

※葬儀当日の進行や運営業務は
専門スタッフが担当しますので、
携わることはありません。
このように、お客様一人一人に合わせた
提案型営業を行っていただきます。

求人サイトに掲載しているライフアンドデザイン・グループ西日本株式会社のページから抜粋

このように採用された営業担当者には葬儀の進行・運営の経験がありません。
ご遺族がアドバイスを求めても、このような営業担当者には経験がないので
金額のことしか説明をできないでしょう。

また、営業担当者は打合せだけで葬儀に携わらないので、ご遺族に会うことは二度とありません。
そのために、ご遺族の苦情と不満を気にせずに請求金額を上げることに注力できます。

小豆小僧
小豆小僧

らくおうの「提案型営業」とは、安価なプランで依頼したご遺族を
高額なプランに切り替えるように提案することかもしれません。

また、以下の興味深い口コミも見かけました。

本来とは違う高額な葬儀になる様に営業マンに勝手に進められる。したがって当日話を聞いていないホールスタッフを責めるはめに。
聞くところによると自社の営業マンでは無い為、好き放題やっていると。
それを売上の為に放置している経営陣も頭おかしいのではと思う。
請求書の内訳の謎の手数料が別途乗っかっていたり、色々と不思議な会社。
(以下省略)

みん評

上記のように、らくおう(セレモニーハウス)には会社員ではない営業担当者が在籍しているようです。
このような営業担当者は、売上に応じて報酬が支払われる完全歩合制の個人事業主です。
完全歩合制はフルコミッション制とも呼ばれ、不動産仲介業や保険業などでも採用されています。

小豆小僧
小豆小僧

個人事業主は売上金額の歩合が報酬になるので、ご遺族に気を遣うことなく高額になる打ち合わせをするでしょう。

宣伝広告費

らくおうを運営するライフアンドデザイン・グループ西日本(株)の代表取締役であり、
親会社のライフアンドデザイン・グループ(株)の取締役副社長・伊藤健氏のインタビューを見つけました。

2022年と少し古い記事ですが、みん評での高額請求に関する口コミが増え始めた時期と一致します。
一部だけ載せておきます。

伊藤:広告宣伝費を今期から増やし、売上高の13%にしたことです。

葬儀社の広告宣伝費の平均は3~5%と言われていますから、2.6~4.3倍ですね。しかも、88億円の13%ということは、約11.5億円ですから、葬儀社としてはケタ違いに多いですね。

月刊終活WEB https://butsuji.net/sogi/11372 より一部抜粋

他社よりもケタ違いに多くの宣伝広告費をかけている以上、他社よりも高額になるのは当然です。

エンバーミング

エンバーミングについてはエンバーミングと湯灌で後悔しない方法でご確認ください。
以下は、みん評からの引用です。

(略)
とにかく遺体の保全になにがしかの処置をさせようと、
火葬場の予約が取れるまで6日もあるので、エンバーミング処置をした方が良いと。
後でその件に再度触れますが、エンバーミングは必要がありません。
葬儀社側の増額させる手法です。
(以下省略)

(略)
納棺といいながら
エンバーミング(22万)を追加。
エンバーミングの詳しい説明もなし。
エンバーミングに納棺も含まれますと
謎の割引。
エンバーミングをしているにもかかわらず、
ドライアイスも追加。
(以下省略)

(略)
火葬の日程もほぼ選べず、最短で3日後、
3日後の場合はエンバーミングが必要と言われます(必須と言われます)
エンバーミング費用で22万円追加。
(以下省略)

ご遺族が納得すれば、エンバーミングは金額に見合う満足度の高いサービスです。
しかし、上記のようなエンバーミングへの苦情が多い理由は、
営業担当者にゴリ押しされて販売され、葬儀が済んだ後に不要だったと分かったからでしょう。

ご遺体に不要だと思われるエンバーミングを、営業担当者がゴリ押しで販売する理由は、
自社で2ヵ所のエンバーミング施設を運営しているからではないでしょうか?
自社で施設を所有してエンバーマーを雇用しているので、最大限に活用しなければなりません。

小豆小僧
小豆小僧

エンバーミングは22万円と高額なので、営業担当者の収入にも反映されるでしょう。

IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)のホームページでは、全国にあるエンバーミングセンターを確認できます。

セットプラン

みん評からの引用です。

ホームページには火葬のみのプラン83,600円(税込)と記載があります。最低限の費用に抑えたかった為オプション全てを断りましたが当初26万の見積もりで目を疑いました。絶対に外せないオプション諸雑費(寝台布団、光熱費、脱臭処置剤、消耗品一式)66,000円があります。これが絶対外せないないなら、149,600円~と記載するべきです。景品表示法に抵触しないのでしょうか?(以下省略)

パンフに記載になかった諸経費の66000円ってなに?

(略)
迅速に病院までご遺体を引き取りに行きました。
見積もりは翌日早朝と言われ??でした。
翌日打ち合わせすると、諸雑費はプランに+でいただきますと言われ10万+10万で20万
納棺費用は含まれていませんと言われプラス10万
あと細々で、トータル40万
(以下省略)

上記のように、表示しているセットプランには、自動的に追加費用が上積みされるようです。

小豆小僧
小豆小僧

他社よりも安価なセットプランだと期待した方は、依頼したことを後悔するでしょう。

らくおう(セレモニーハウス)は高すぎるのか?

口コミに関する請求金額が正しければ、らくおう(セレモニーハウス)の金額は高すぎます。

  • 売上額だけを目的とする営業担当者
  • 不要でも販売されるエンバーミング
  • 追加費用が必須なプラン内容

口コミによると、らくおうには上記のような高額になる仕組みがあります。

小豆小僧
小豆小僧

他社よりもケタ違いに多額の宣伝広告費をかけているので回収も必要です。

「高すぎる」とは感覚なので、ご遺族が300万円の葬儀費用でも納得していれば問題はないです。
「高すぎる」「最悪」と低評価の口コミが多い最大の理由は、ご遺族が納得しないまま支払っているからでしょう。

みん評での低評価の口コミは、2022年から現在まで増え続けています。

葬儀の準備を全くしていない方が、スマホやPCで葬儀社を探すことは一般的な流れです。
「葬儀」「火葬」などで検索すると、CMで見たことがある「らくおう」が最初に表示されます。

らくおうのネット広告
低価格を強調している

上記のように「低価格」と記載されているので安心して依頼しますが、
金額の打合せは遺族に寄り添わない営業担当者が対応します。
そのような営業担当者の言うがままに従うと高額請求で後悔をします。

小豆小僧
小豆小僧

低価格を強調している葬儀社から高額請求されることに、
らくおう(セレモニーハウス)の方法を「最悪」と思う方が多いことは納得できます。

次の記事の家族葬のらくおう(セレモニーハウス)に依頼する前に知っておくことでは、
依頼するまでに利用する事前相談、手軽な相談窓口となるコールセンターでは
どのように対応されているのか、口コミを引用しながら紹介します。

今回の記事について、ご不明な点・ご意見などござましたらお問い合わせフォーム
下記のコメント欄よりお願いいたします。

小豆小僧
小豆小僧

ライフアンドデザイン・グループ西日本株式会社の関係者の方で、記事について誤りなど
ご指摘がございましたら、修正致しますのでご連絡ください。

また、家族葬のらくおう(セレモニーハウス)を実際に利用した方がいらっしゃれば、
感想など教えていただければ幸いです。

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