【大阪・京都・兵庫版】エンバーミングで損しない方法

お葬式

今回は大阪・京都・兵庫とエリアを限定して、
エンバーミングで損をしない方法を紹介します。

エンバーミングの基本的な内容については、下記の記事をご確認ください。

エンバーミングに対しての感想を「みん評」から探しました。
良いサービスにも関わらずネガティブな感想が多く、ご遺族が葬儀社からどのように提案されたのか分かりました。

口コミの内容を考察すれば、利用者(ご遺族)にとって損しない適切な判断ができるかもしれません。

今回の記事は、主観的な意見も多く入っています。
ご意見・反論などがあれば、遠慮なくご連絡ください。

エンバーミングに関する口コミ

亡くなった当日に連絡すると最初に進められたのがエンバーミングでした。
20万円との案内ですが、実際にはエンバーミング工場までの寝台車料金がかかり
大体税込みで24万円でした。エンバーミングから帰ってきた遺体は綺麗に処理
されてファンデーションもされていて健康だったころの顔にはやって良かったと
いう点だけは評価したいです。(なので☆1つです)
(以下省略)

みん評 葬儀社の口コミ・評判(https://minhyo.jp/sougisya

(略)
あとエンバーミングですね。腐敗するなど言われて、断る選択肢はないというか、ことわる事は出来ない。断ってはいけないのかと思っていました。マストな感じです。税込28万以上でした。
(以下省略)

みん評 葬儀社の口コミ・評判(https://minhyo.jp/sougisya

母のお葬式をお願いしました。
亡くなった当日で疲れているのに延々とエバーミングの営業。
(以下省略)

みん評 葬儀社の口コミ・評判(https://minhyo.jp/sougisya

(略)
棺・エンバーミング・バス・お坊さんへのお土産・生花など
この時は追加料金が本当にいらないとのことで依頼したのですが葬儀屋さんに必要ないと言ってもしつこく粘られ売りつけられました
(以下省略)

みん評 格安葬儀サービスの口コミ・評判(https://minhyo.jp/kakuyasusougi

(略)
何かにつけて追加で~あります。
(略)
エンバーミングも個人によっては不必要な場合もあるのでは?
(以下省略)


みん評 格安葬儀サービスの口コミ・評判(https://minhyo.jp/kakuyasusougi

エンバーミングはご遺体の状態、ご遺族の要望により満足度が高くなるサービスです。

口コミでは強引な半ば強制的な販売方法についての苦情が目立ち、エンバーミングの仕上がりに対しての口コミは、ほとんど見かけることができませんでした。

小豆小僧
小豆小僧

ご遺体の外見を重視するのであれば、納棺師による処置で充分です。

ご遺族のメリットとデメリット

ご遺族のメリット

  • 感染症への対策になり、不安なく故人に触れることができる
  • 長期間に渡り自宅でも安置できる
  • 事故などで損傷していても修復できる

ご遺族のデメリット

  • ご遺族のエンバーミングへの理解不足
  • 葬儀費用が高額になる
  • エンバーミングの過程で故人を切開する

心理的に不安定な状況で打ち合わせすると正常な判断が困難かもしれません。
以下の記事はエンバーミングの販売方法について指摘しています。

【葬儀費用】母の死のショックで理解できなかった葬儀社の説明…「57万円の追加請求」に26歳一人娘の後悔 https://gendai.media/articles/-/152064

またSNSで以下の投稿を見かけました。

3番目の画像は、エンバーミングを販売した火葬式の請求書で、内訳は以下の通りです。

No.商品名数量単位単価金額
1籠花プラン1319,000319,000
2ドライアイス 1回につき10kg78,80061,000
3式場使用料166,00066,000
41万円券1-10,000-10,000
5遺体保管料711,00077,000
6エンバーミング【ご遺体衛生保全】1220,000220,000
7アフターケア266,000132,000
8供花8.0288,000176,000
9運営管理費(火葬式)144,00044,000
10% 対象合計1,085,600
内消費税98,600
エンバーミングなどが追加された火葬式の請求書の内訳

6.エンバーミングの施術をしていますが、
2でドライアイスが請求されていたり、
7でアフターケアと内容が不明な項目があります。

ご遺体の処置に40万円以上が請求されています。
この金額をどのように判断するのかは読者の方に委ねます。

一般的にエンバーミングを施術すれば、
ドライアイスは不要であり、
ご遺体の状態は安定するのでケアは不要です。

ご遺族が無知であったり判断力が低下していれば一部の葬儀社は徹底的に高額請求を謀ります。

小豆小僧
小豆小僧

エンバーミングは一部の葬儀社にとって、葬儀費用を上げるツールになっています。

エンバーミングで損しないために

ご遺族が損しないためには、
ご遺族自身でエンバーミングが必要か判断することです。
必要か判断するためには少しの知識が必要です。

同じくSNSの投稿です

上記のように手順の説明を省略する葬儀社もあるようです。
ご遺体を切開して
腹腔の体液や残留物を除去するために
外科的な処置を行うと説明すれば、
「そこまでするのは可哀そう」と拒否する方は少なくないでしょう。

老衰で逝去された高齢な方の体を切開をして、高額なエンバーミングをすることに、個人的には疑問を持っています。

小豆小僧
小豆小僧

ご遺族がエンバーミングのメリットとデメリットを把握して、
必要だと判断すればトラブルや後悔は減らせるでしょう。

施設を持たない葬儀社ではエンバーミングが必要な場合のみ専門業者に外注するので、不要であれば提案する可能性は少ないです。

エンバーミングに対しての理解がない葬儀社は提案さえしないでしょう。

エンバーミング施設を持つ葬儀社は
専門職のエンバーマーを雇用して、施設を維持する費用を年間を通じて確保しなければなりません。
施設を最大限に稼働させて利益を最大化する必要もあります。

小豆小僧
小豆小僧

エンバーミングは葬儀社の都合で提案されます。

葬儀社の言うがままに従うと、
ご遺体(遺族)に不要なエンバーミングを販売されるかもしれません。
エンバーミングを販売する理由は、ご遺体のためでなく、施設を最大限に稼働させるためかもしれません。

そのような葬儀社の担当者は、エンバーミングの販売能力は高く
ご遺族が納得するように誘導するでしょう。

「傷む」
「腐敗する」
「故人のため」
上記のようなワードで不安を煽られると
エンバーミングの提案を断ることが難しい方は
少なくないでしょう。

大阪・京都・兵庫では亡くなった当日か翌日に通夜、翌日か翌々日に葬儀が一般的なスケジュールです。
日延べが生じても逝去から3~4日で火葬されます。

大阪・京都・兵庫で火葬待ちすることはほとんどありません。
しかし、エンバーミング施設を持つ葬儀社は
火葬待ちがない時期でも、エンバーミングを販売しなければなりません。
数日間であれば、納棺師による処置でご遺体の外見を整えることはできます。

火葬まで5日間以上待つことは、
12月の下旬から3月中旬と限定されています。

小豆小僧
小豆小僧

ほとんどの葬儀社は
1週間程度の火葬待ちでも
エンバーミングを提案することはありません。

エンバーミングの普及率は5%なので、一般的な処置方法ではありません

大阪・京都・兵庫のエンバーミング施設を持つ葬儀社

エンバーミング施設を持つ葬儀社に依頼すれば、確実にエンバーミングの提案をしてくれるでしょう。

エンバーミングが不要だと思えば、
エンバーミング施設を持たない葬儀社に依頼すればいいかもしれません。

大阪府には約426社
京都府には約97社
兵庫県には約100社
上記の総数は約620社で葬儀社の数です。
葬儀式場の数はもっと多くなります。

2024年時点で奈良県と和歌山県には
エンバーミング施設はありません。

620社以上あるなかで
エンバーミング施設を持つ葬儀社・葬儀会館は以下の通りです。
*誤りがあればコメント欄、お問い合わせフォームからご指摘お願いします。

  • 公益社(京都府・ブライトホール)
  • あんしん祭典セレマ(京都府)
  • ライフアンドデザイン・グループ西日本が運営する小さなお葬式ホール
    (京都府・大阪府・兵庫県、旧・家族葬のらくおう、セレモニーハウス)
  • 公益社・エンディングハウス(燦HD、大阪府・兵庫県)
  • ベルコ・シティホール・ユアホール(大阪府・兵庫県)
  • 玉泉院・メイプルホール(大阪府)
  • タルイ会館(燦HD、兵庫県)

エンバーミングを施設を持つ業者は、
IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)のホームページで確認できます。

上記に該当しない葬儀社では、
(株)CSCサービスにエンバーミングを依頼します。
上記の会社は納棺業者で、多くの葬儀社から湯灌などの依頼も受けています。

まとめ

エンバーミングは適切な状況で提供されれば、
非常に満足度の高いサービスです。

しかし普及率は5%程度であり、大半の方には関係ないですが、普及率のわりに苦情が多いサービスでもあります。

苦情の大半は強引な販売方法や、詳細な説明を省いたことで生じています。
葬儀社が適切な状況でアドバイスを行い詳細な説明を行えば、多くのトラブルは防ぐことができるはずです。

エンバーミングの苦情が多い理由は、
ご遺体(ご遺族)のために販売するのではなく、単なる葬儀費用を上げるツールにしている葬儀社が少なくないからではないでしょうか?

大阪・京都・兵庫には多くの葬儀社があります。
適切な葬儀社を選ぶことが、
後悔・トラブルを防ぐ最も有効的な方法です。

個人的には葬儀費用を抑えたい方には不要なサービスです。
2024年のエンバーミング普及率は約5%です。
お金に余裕がある方、本当に必要な方が受けるサービスであり、大半の方には不要だと捉えています。
納棺師による処置で充分です。

今回の記事がエンバーミングへの判断のお役に立てれば幸いです。

個人的な意見なので、賛成・反対意見があれば
下記のコメント欄、お問い合わせフォームからお願いします。
エンバーミングを持つ葬儀社について、
誤りがあれば修正致しますので、ご指摘お願いします。

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