DIYで葬儀をする方法(費用編)

お葬式

葬儀社に依頼しないDIYでの葬儀は、費用を抑えることができるでしょう。
自宅を式場にすれば、式場料金も不要になります。
DIYで葬儀をする際の条件や注意することは、
DIYで葬儀をする方法(条件と準備編)DIYで葬儀をする方法(注意点・実践編)をご覧ください。

今回はどれぐらい費用で葬儀ができるのか解説します。
葬儀社に依頼した場合の価格も調べました。
火葬する日までの流れとして
逝去日→準備する日→火葬する日と2泊3日を想定しています。

火葬料金や死亡診断書の費用は、葬儀社に依頼しても、DIYで葬儀をしても同じように負担するので含んでいません。

DIYで葬儀をする費用

Amazonやネット、自身で調べた価格になります。
故人の搬送は自家用車を使用するので、ここには含めていません。

故人を搬送する際に使用するシーツ

amazonのストレッチャー布団

病院から連れて行く際に使用します。
搬送を葬儀社に依頼するなら必要ありませんが、搬送料金が必要となります。
\6,800

葬儀社に搬送を依頼した場合の料金 
約\20,000(距離や時間によって異なります)

ドライアイス

ドライアイス

1回で10kgを使用します。
ドライアイスを使用するのは、逝去した日と準備する日の2回です。
一般的な価格で10kgで11,000円×2回で22,000円になります。
Amazonでは安く購入できる場合もありますが、日数がかかるので候補から外しました。
今回の価格は、私の会社での個人で買いに来た方への販売価格や、専門業者の個人への小売り価格になっています。
3日分の合計で\22,000

枕飾り

amazonの枕飾り

自宅でお線香をあげてお参りする仏具と白木机のセットです。
灰、ローソクと線香はついていないので、別途で必要です。

amazonの仏具
amazonの線香
amazonのローソク

合計で\16,630 になります。

棺桶

amazonの棺桶

amazonで販売しています。
折りたたみ式なのでスペースは必要でありません。
折りたたんだまま、立てて保管できます。
棺の大きさの布団もセットです。
\22,000

白木位牌

amazonの白木位牌

amazonで販売しています。
戒名をつけない場合は不要です \2,350

骨壺

amazonの骨壺

阪神エリアでの一般的な大きさですが、地域によって異なります。
\2,554

DIYで葬儀したトータル費用

故人を搬送する際に使用するシーツ ¥6,800

ドライアイス \22,000

枕飾りと線香類 \16,630

棺桶 \22,000

白木位牌 \2,350

遺影写真 カメラのキタムラ遺影写真の作成サービス(四つ切サイズ・額付き) \10,650

骨壺 \2,554

合計 \80,450

葬儀社に搬送を依頼した場合は、搬送するスーツが不要で、搬送料金が必要です。
搬送料金の目安は\20,000が2回分になります。ただし距離や時間によって変動します。
その場合の費用は \116,184 になります。

葬儀社に依頼した場合

googleで「火葬式」と検索して、表示されたサイトから情報になります。
今回のDIYでの葬儀は「自宅」での火葬式になるので条件をそろえました。
地元の葬儀会社のサイトも表示されましたが、自宅でなく自社会館での葬儀が前提となっていたので外しています。
並べてみると仲介業者ばかりになりました。

小さなお葬式の「小さな火葬式」プラン 174,000円(税込)

葬儀の仲介業者で最大手になります。
2023年1月末の時点で提携業者は1,100社だそうです。
テレビCMで見かけたこともあると思います。
googleなどで葬儀関係の用語を検索すると、上位に表示されるので目にした方も多いのではないでしょうか?
必要最小限度のアイテムで、DIYで葬儀をするアイテムと比べても不要な品はほとんどありません。
遺影写真はオプションで費用がかかります。
仏衣という衣装が付いていますが体の上に掛けるだけです。
追加費用を払うことで着せることもできます。

よりそうお葬式「よりそう火葬式・自宅安置プラン+仏具」 170,500円(税込)

よりそうお葬式プラン

こちらの会社のプラン内容も、小さなお葬式とほどんど同じです。
遺影写真もオプションになります。
しかし枕飾りや白木位牌を省いたプランなら\148,500と最安になります。
詳しくは、こちらからどうぞ
「よりそう火葬式・自宅安置プラン」

ただし事前に登録する必要があるので、詳しいことはよりそうお葬式で登録して確認してください。

よりそうお葬式の登録はこちらから

イオンのお葬式「イオンライフの火葬式」 203,500円(税込)

小さなお葬式、よりそうお葬式と比べると割高な価格設定です。
理由は上記の2社と比べるとプラン内容が異なるからです。
2社と異なることは、
・棺が布張になる
・棺に納める花
・遺影写真(キャビネサイズ)
上記の3点がプランに含まれています。
布張りの棺はamazonでも販売しています。

amazonの布張りの棺桶

葬儀社に依頼するメリット

葬儀社に依頼する最大のメリットは、故人の状態を任せることができることです。
故人の状態は千差万別なので、適切な対応方法は異なります。
故人の状態によっては、適切な場所にドライアイスをあてたり、納棺師による処置が必要な場合があります。
このような判断には経験が必要で、遺族が適切な判断と対応をすることは困難です。

まとめ

葬儀社に依頼した場合と、DIYで葬儀した場合の価格差は数万円です。
この差をどのように捉えるかは人によって異なります。
アイテムをそろえて、火葬場を予約することは、経験がない遺族でもできるでしょう。
DIYで葬儀するメリット、葬儀社に依頼するメリットそれぞれ理解することが大切です。
全てをDIYでする必要はありません。
自分でできないこと、自信がないことは葬儀社に任せてみましょう。

この記事について、ご意見・ご指摘などございましたらお問い合わせフォームからお願いします。

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