エアコンクリーニングを専門業者に依頼したことがありますか?
専門業者に依頼したことがある方には、この記事は不要です。
まだ依頼したことがなく、上記に該当する方はお目通しください。
購入してから3年目に初めてエアコンクリーニングを依頼しました。
「もっと早く依頼しておけばよかった」が率直な感想です。
気になっていた多くのことを担当の方から教えてもらい、知識を得ることもできて大満足でした。
今回は、エアコンクリーニングを依頼して分かったことをお伝えします。
エアコンクリーニングとは?
エアコンクリーニングとは、エアコン内部のホコリやカビなどの汚れを除去することです。
DIYでする方にはamazonなどで洗浄スプレーが販売されています。
私も以前は利用していました。
目に付くホコリやカビなどの汚れは除去できます。
しかし、見えない場所の除去は確認できません。
風の臭いは一時的になくなりましたが、1週間程度で元に戻りました。
見えない場所のホコリ・カビを除去できなかったことが、風の臭いの原因でしょう。
専門業者は高圧の洗浄機で、内部の見えない場所のホコリ・カビなどの汚れを除去します。
また、分解してパーツごとに洗浄するので、普段は手の届かない場所までキレイになります。
今回は見えない場所の汚れも除去できたようで、臭いが完全になくなりました。
一方で、業者に依頼しても「臭いが取れない」「効果が分からない」と口コミも目にしました。
業者の技術は事前に確認できないので、口コミで判断するのが得策でしょう。
エアコンの分解・組立は、DIYではハードルが非常に高いので、専門知識を持つ専門業者に任せましょう。
依頼した業者
住んでいるマンションのポストに投函された管理会社のチラシが目についたので、管理会社に依頼する予定でした。
大手の管理会社なので、施行技術と対応は悪くないだろうと安直な理由です。
しかし管理会社のホームページを確認すると、施行技術に対しての記述がなく、外部委託しているようです。
外部委託を否定しませんが、依頼する業者の技術について不安が残ります。
最終的に自分で専門業者を探した方が安心できると思い、管理会社への依頼は止めました。
最終的にネットで口コミの件数と★の多い、エアコンクリーニング専門の業者に依頼しました。
専門業者によるエアコンクリーニングの流れ
依頼する業者によって異なるようで、参考程度にしてください。
事前にメールのやり取りで見積もりをもらい、支払い方法を決めておきました。
見積もり金額通りで、追加費用の負担は不要でした。
クリーニング当日は午前9時から12時ぐらいまで、合計で3時間程度かかりました。
- エアコンの設置場所と動作の確認
- 機材などの搬入
- 部屋の養生
- エアコンの分解
- エアコン本体の養生
- エアコン本体と分解した部品の洗浄
- 養生を外し、エアコンの組み立てと動作確認
- 代金の支払い
エアコンの動作確認が済んだら、内部を乾燥させるため2時間ほど送風モードにしました。
掃除機能付きのエアコンについて
掃除が面倒だったので、掃除機能付きのエアコンを購入しました。
掃除機能があれば、クリーニングは不要だと思っていました。
掃除機能はフィルターのホコリを除去するだけです。
カビ防止機能付きのエアコンは、アルミフィン(室内ユニットに熱交換部分)だけ効果があり、他の部分には効果がありません。
掃除機能付きのエアコンなどでも、エアコンクリーニングは必要です。
クリーニング前の画像*閲覧注意!
今回は2台分のエアコンクリーニングを依頼しました。
使用頻度で汚れの度合いは全く異なっていました。
洗浄の前後で担当者の方が、吹き出し口からスマホで撮影して内部の状態を確認させてもらいました。
洗浄の前後を画像で確認させてもらうと、非常に安心できます。
担当者のスマホで撮影したので、施行後の画像はありませんが、新品のようにキレイになっていました。
分解の途中で上記の画像を撮影させてもらいました。
左側の画像では、送風フィンまでホコリ・カビが溜まっているのが分かります。
右側の画像では、風向きルーパーの元までホコリ・カビが溜まっています。
このような場所から出る空気の部屋で生活していると、いずれ健康を損ねるでしょう。
夏場に冷房でしか利用していないエアコンを洗浄した際の排水です。
ホコリ・カビなどの汚れが少なく、洗浄の間隔は長くても問題ないと教えてもらいました。
通年利用しているエアコンを洗浄した際の排水です。
何となく予想していましたが、3年分のカビとホコリを見るとゾッとします。
もっと早く依頼すれば良かったと思いました。
準備すること
駐車場
担当者は掃除機材などを車に積んで訪問するので、駐車場所が必要です。
コインパーキングを利用してもらったので、駐車料金の負担がありました。
洗浄する場所の確保
外した部品の汚れを洗剤と水で洗い流すので、浴室や蛇口があるベランダや庭などのスペースを確保しておきましょう。
今回は蛇口があるベランダを案内しました。
部屋の片づけ
汚れの付着防止のため、室内とエアコン本体の養生を行います。
家具など移動する必要はありませんが、エアコン周辺の片づけはしておきましょう。
エアコンクリーニングの費用
エアコンクリーニングの費用は、
1台あたり8,000円~20,000円前後と幅があり、以下の2点で決まります。
部品を外す手間と時間がかかるので、掃除機能が付いていると割高になります。
依頼する台数が増えると割安になります。
エアコンクリーニングを依頼して分かったこと
分解して洗浄してくれるので、新品のようにキレイになる。
*普通の人がDIYで掃除しても不可能なレベル
新品同様に風の臭いが完全になくなる。
通年で利用するエアコンは、1年~2年毎の依頼が必要。
使用頻度が少なければ、もっと長くてもOK。
我が家の室外機の掃除は、歯ブラシを使用してフィンのホコリをとるだけで問題ない。
*掃除方法は設置場所により異なるそうです。
掃除機能付きのエアコンでも、エアコンクリーニングは必要。
買い替えるときは、余計な機能がないエアコンを選ぶ。
最後に
初めてエアコンクリーニングを専門業者に依頼して分かったことをお伝えしました。
専門業者によるエアコンクリーニングは、新品のようにキレイになり、これからも継続して依頼しようと思いました。
エアコンからの風の臭いが完全になくなり、部屋の空気もキレイになった気がします。
エアコンクリーニングの施行技術が高い業者に依頼すれば満足できます。
初めての依頼なので他社との比較はできませんが、個人的には大満足です。
クリーニングを依頼する間隔、室外機の掃除方法など、専門家からアドバイスをもらえたことも助かりました。
3年以上エアコンクリーニングをしたことがない方は、専用業者に依頼することをおススメします。
この記事に対するご意見・ご指摘などございましたらメール、コメント欄からお願いします。
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