家族葬のらくおう(セレモニーハウス)の口コミでは、費用や対応に満足された方がいる一方で、高額請求で後悔された方も数多くいます。
今回の記事では、現役の葬祭ディレクターである私が、口コミから見えてくる「後悔する人」と「満足する人」の差を徹底的に分析。
あなたの不安を解消し、納得のいく葬儀をするための「賢い使い方」を解説します。
今回の記事でも参考にした口コミは
Google Map
みん評
Cheeese(チーズ)で引用もさせてもらいました。
※この記事は口コミサイト「みん評」などに掲載された内容(2025年6月時点)を参考に執筆しています。
口コミはあくまで個人の感想であり、すべての方に当てはまるものではありません。
口コミで見る「家族葬のらくおう」のメリットとデメリット
メリット1:とにかく費用が抑えられる場合がある
直葬、火葬プランでさえ親切丁寧、思いやりがあった。
みん評(https://minhyo.jp/rakuou)
お電話で金額を聞き、遺体を警察署に引き取りにきてくれる時からすごい親切で安心の葬儀社様でした。自宅に来られた営業さん、(中略)本当に良くして頂き、料金も最初にご提示頂いたままの安心料金で、(以下省略)
口コミで言われていることですが、格安なプランがあることが大きな魅力です。
しかし、安くなるかどうかは、あなたの「賢い使い方」にかかっています。
デメリット1:高額請求されるリスクがある
家族葬でお通夜12名、本葬5名。会葬礼状、会葬礼品なし。
cheeese(https://cheeese.monex.co.jp/shops/cheeese__0000678/detail)
20名も入ればギュウギュウな広さの式場。
僧侶各費用、戒名、お通夜の食事・飲み物、骨壺、骨壺風呂敷別で250万かかりました。
(以下省略)
このようなプランしかないですみたいな謳い文句で
Cheeese(https://cheeese.monex.co.jp/shops/cheeese__0000678/detail)
気づけば2,700,000円
こんなぼったくりな商売儲かるやろね
まともに働いてるのが馬鹿らしいね
騙して高額な報酬もらえるのなら、こんな楽な商売ないですわ
この記事で触れたように、「らくおう」の営業担当者のなかには、売上に応じた報酬を受け取る完全歩合制の個人事業主がいる可能性が高いです。
そのため、葬儀費用を「釣り上げる」ことに注力してしまうことが高額請求につながります。
デメリット2:サービスの質にばらつきがある
前回らくおうさんを利用させていただいた時のスタッフさんは
みん評(https://minhyo.jp/rakuou)
すごい良い方でしたが、今回の打ち合わせにきていただいた
ぽっちゃりした女性スタッフの対応が最悪でした。
終始威圧的な言い方をされ葬儀社には向いていないと思います。
身内を亡くし、辛い思いの中更に嫌な思いをしました。
(以下省略)
他にも「担当者が丁寧で安心できた」という声がある一方で、「高圧的で最悪だった」という声もありました。
葬儀サービスはスタッフによる対応の質に大きな差があるのが現状です。
後悔しないための3つの賢い使い方
葬儀社はサービス業なので、対応するスタッフによる差は避けることができません。
葬儀当日のスタッフに当たりハズレがあるのは、どの葬儀社に依頼しても変わりません。
今回提案する「後悔なく利用する方法」は、葬儀費用に関する後悔に限定します。
葬儀費用で後悔しないためには、消費者であるご遺族が行動することが大切です。
賢い使い方1:紹介業者を利用する
広告と全然違う、1日葬で160万超え。
みん評(https://minhyo.jp/rakuou)
(略)
簡単なフツーのプランでなんと160万円の見積もり。あまり分からなかったので、色々削る。ほぼ何もなしで100万円。同席してくれた知り合いが、6年前に同じ内容で「小さなお葬式」で40万円ほどと聞いたので、ごねて「小さなお葬式」に電話。するとなんとその営業マンは「そちらも扱っております」だと。もう訳分からん?結局、「小さなお葬式」に変更すると38万円に。しかも内容もかなり良くなって。
被害は無かったけど、ひどい契約をされるところでした。
上記の方は「小さなお葬式」に依頼して、高額請求に遭うことを免れました。

紹介業者に依頼したら、
内容が良くなり100万以上の節約できることもあるようです。
葬儀の紹介サービス業者についての賛否は分かれますが、上記の方は紹介業者に依頼して満足されています。
らくおうの低価格のプランには、遺影写真・生花はオプションになりますが、紹介業者のプランには、遺影写真・生花はプランに含まれています。
らくおう(セレモニーハウス)は小さなお葬式以外にも
よりそうお葬式
イオンのお葬式
やさしいお葬式
葬儀コンシェル
上記以外にも多くの紹介業者と提携しています。

らくおうを低価格で利用したい方は、
上記の紹介業者に依頼することをおススメします。
おススメできない仲介業者もありますが今回は触れません。
個人的には、イオンのお葬式をおススメします。
イオンのお葬式では他の紹介業者よりもグレードが高いアイテムが付与されています。
しかし、希望通りの式場(葬儀社)を利用できないこともあるのが紹介業者の弱点です。
紹介業者にらくおうを紹介してもらえなければ、直接らくおうに依頼しなければなりません。
賢い使い方2:営業担当者と交渉する
運よく紹介業者に依頼できたとしても、金額の打ち合わせは営業担当者が対応します。
営業担当者の言うがまま従うと、不要なオプションを販売され高額請求を免れません。
葬儀は言い値
みん評(https://minhyo.jp/rakuou)
みんなと同じく通夜こみで250万程度で提示されたが、頑張っても120しか準備できないので渋っていたら、20万ずつ下がり、最終、豪華な会員プランでお布施たして125万までさがった。
皆さん粘ってください。
正直、おすすめできない。家族葬で一番安いプランで出た見積もりが160万強で、遺体安置料1日6万弱といわれ、仕方なく進めようかと思ったけど、夜に別の葬儀場で調べると総額で60万くらい。その後キャンセルの意向を伝えると結局、同じ価格を合わされた。(以下省略)
Google Map(https://www.google.com/maps/)
上記の方々のように根気よく営業担当者と交渉すれば、高額請求の被害を避けることができます。
営業担当者についてはこちらの記事で紹介しています。
賢い使い方3:納得いかない場合はキャンセルする勇気を持つ
上記の方のように交渉できた方もいましたが、
口コミによると交渉に一切応じない営業担当者もいるようです。
らくおうの対応方法は、営業担当者に一任されているようです。

価格交渉に応じない営業担当者に遭えば、
依頼のキャンセルが高額請求を避ける唯一の方法です。
キャンセルしました
みん評(https://minhyo.jp/rakuou)
母が亡くなり、一度は遺体を引き取ってもらいましたが、その後この会社のやり方(不誠実な対応と広告と違いすぎる金額等)に違和感を覚えることが重なりました。
(略)
その後、違う葬儀会社を探す等、かなり大変な思いをしましたが、キャンセルしました。
とにかく高い
Cheeese(https://cheeese.monex.co.jp/shops/cheeese__0000678/detail)
(略)
見積の時点で怖くなり、市役所から紹介してもらい街の葬儀社へ
安置済みだったけど再搬送していもらい寝台料金だけ払ってやめました。
らくおう見積は160万、同内容で街の葬儀屋さんは60万
100万も違うって驚きでしたね
間違いなくオススメしません
上記のようにキャンセルをして高額請求を免れた方は、口コミでは他にも多くいらっしゃいました。
参列者が限定されている家族葬では、見積もり後でも日程を変更することは可能ではないでしょうか?
キャンセルにより日程が変更になっても、160万円の葬儀費用が60万円になれば検討の余地は大いにあります。

1日の日延べで100万円の損失を防いだことになります。
100万円の貯蓄にかかった時間を考えてください。
葬儀の依頼をキャンセルする方法は、家族葬をキャンセルする方法をご確認ください。
最後に
今回の記事は、口コミから見えてくる「らくおう」のメリットとデメリット、そして後悔しないための賢い使い方を解説しました。
らくおうの高額請求で後悔する主な原因は、ご遺族が営業担当者の言いなりになることです。
ご遺族が自身の希望を強く主張した方が、らくおうの高額請求の被害に遭わずに済んでいます。
らくおうの全ての営業担当者が高額請求を目的にしているとは思えません。
すべてに満足したとの口コミは、寄り添った対応をしてくれる営業担当者の存在を示しています。
【専門家解説】家族葬のらくおう(セレモニーハウス)が向いている人・向いていない人【診断チェック】では、どのような方が向いているのか?紹介します。
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※この記事は口コミサイト「みん評」などに掲載された内容(2025年6月時点)を参考に執筆しています。
口コミはあくまで個人の感想であり、すべての方に当てはまるものではありません。

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