【DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール】の感想

ゼロで死ねの感想 分かったこと

今更ですが、「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を読みました。
2020年に刊行され、2024年の秋でも本屋で平積みされているロングセラーの書籍です。

帯に書かれている「人生が変わった!」経験ができるのか読んでみました。

こんな方に特におススメ

  • 目的なく節約生活をしている方
  • これから金融投資を始める方

また、金融教育を受けていない方にも、非常に得ることが多いです。

どんな世代の方が呼んでも、何らか考えることができると思いました。
しかし、後期高齢者には酷かなぁとは感じます。

大体の内容と感想

老後への備えるため、就職したときから給料の一定額を投資・貯蓄に充てようと、多くの投資本では勧めてます。
しかし、20代の若いうちから倹約してお金を使わないのは勿体ないと、筆者はこの考え方を否定します。

表紙の折り返し
表紙の折り返しの言葉

若いときは経験のためにお金を使おうと、筆者は主張します。
験をお金と同様に非常に重視します。

人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 表紙の折り返し

言われてみると当然ですが、20代でできたことが50代ではできなくなります。
20代の「思い出=経験」は、50代ではつくれません。

お金だけでなく経験にも投資しようがテーマだと、私は思いました。
経験にもお金と同様に利子がつき、将来への代えがたい思い出になります。

アラフィフの私が印象に残った箇所は
死ぬ前に後悔することトップ2」の項目
内容については、書籍を読んで確認してください。
ベースになっているのはブロニー・ウェア氏の「死ぬ瞬間の5つの後悔」です。
私の人生の折り返しは過ぎています。
改めて何を選択しないのかを大切にしようと思いました。

筆者が主張する寄付や贈与・相続についての考え方には納得できることが多いです。
自身の考えに参考になる箇所も多くあります。

保険や老後資金についての計算方法について、「?」と思うことはありました。
しかし、お金の使い方を考える契機になります。

若年層の貧困問題、中高年の非正規雇用問題の当事者については、夢みたいな話です。
書籍の内容について、考え直すことができる人の割合はどれぐらいなんだろうかとも思いました。

幅広い世代の方が色々と考えることができるので、ロングセラーになっているのでしょうね・・・。

若い方が読んだら、人生が変わるかもしれません
私と同年代のビジネスパーソンが読んでも、親や子供、自身への考えに影響を与えてくれるのではと思いました。

下記の書籍はやりたいことについて考えるとき、何を大切にするのか参考になる一冊です。
未読の方には、本書と併せておススメできます。

アラフィフの私には「人生が変わった」経験を得ることはできませんでした。
しかし、これから経験したいことをリストアップして、将来のことを考えるヒントを与えてくれた良い書籍でした。
迷わずにおススメできる書籍です。

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